この記事は、ある2つの統計データから日常的な読書を「どれだけの人が行っているか?」を調査しました。
日本を含めたアジア太平洋地域(APAC)14の国を比較し、自分の読書習慣が確認できます。
読書が続かなくて困るよ
記事の後半に読書のコツを説明するから大丈夫!
「読書のコツ」を今すぐ読むなら、記事後半にジャンプ(クリック)
もし、この記事をきっかけに
周りもやってるし、自分もやってみるか!
負けたくないから、やってやる!
など読書するきっかけになれば嬉しいです。
APAC就業実態・成長意識調査(2019年)
自己成長を目的とした読書をしているかどうか、日本を含めたアジア太平洋地域(APAC)14の国・地域の主要都市でアンケートが行われました。
勉強の読書ってことね
- 調査対象: 20~69歳男女
- サンプル:各国1,000
株式会社パーソル総合研究所から引用
14ヶ国の中で日本は最下位です。
自己啓発セミナーなどの参加も、日本が最下位でした。
4人に1人しか読書していないってこと
本には、自分で経験できないことが読むだけで体験できるメリットがあります。(追体験)
もしライバルや同僚と差をつけたければ、読書は大きな武器です。
なぜなら「有益な情報・考え方」にたくさん触れることで、加速度的に成長するからです。
ゲームで例えると、レベルが同じなら勝ったり負けたり。
なかなかレベルも上がりません。
そこに強い武器さえあれば、連戦連勝!(たとえば攻略本)
レベル上げも加速し、グングン成長しますよね。
知ると知らないの差だね!
国語に関する世論調査
ここからは、日本の中で読書する人のデータを見ていきます。
読書している人の割合は?
平成30年に、1ヶ月に大体何冊くらい本を読むかを尋ねた大規模調査がありました。
・調査対象: 全国 16 歳以上の男女
・サンプル: 1,960 人
47.3%が1か月に1冊も本を「読まない」と回答。
文化庁から引用 平成 30 年度「国語に関する世論調査」
ちなみに、過去10年も同じくらいです。
平成25年 47.5%
平成20年 46.1%
2人に1人は本を読んでません。
さらに、こんな質問もあります。
自分の読書量を増やしたいと思うか?
平成30年 60.4%(そう思う・ややそう思う)
平成25年 66.3%(そう思う・ややそう思う)
読書している47.3%との差は13.1%。
本を読まないと答えた人も「読書したい」って本音が伺えます。
読書をすることの良いところは何だと思うか?
- 新しい知識や情報を得られること
- 豊かな言葉や表現を学べること
- 感性が豊かになること
- 想像力や空想力を養うこと
- 感動を味わえること
- 楽しく時間を過ごせること
- 内容を把握する力が付くこと
- 他の人と話題の共有ができること
調査結果から分かったこと
アンケート結果を見るかぎり、多くの人は行動に移せていないんです。
多くの人が読書は良いと分かっているけど、やらない。できない。
難しい本は、退屈に感じるから続かないのかな
それもありますが、加えて
スマホやSNSの誘惑も多いから
魅力的な快楽の時間を削ってまでも、人は退屈や苦痛を選択できません。
本好きは読書が快楽です。
だからできるんです。
読書が好きになる方法(読書のコツ)
でも解決する方法はありますよ。
・入門書から読む
・まえがき・あとがきを読む
・拾い読みする
入門書から読む
難しい言葉がたくさん出てきたら、頭に入ってきませんよね。
そんなときは入門書で、簡単な「予備知識をつけて」、目的の専門書を読んでみてください。
知らない言葉が出てこない分、
あれ?スラスラ読めるぞ!ってなります。
まえがき・あとがきを読む
読者の思いが伝わるので、感情が入りやすくなります。
- 著者にはこんな苦悩があって・・・
- こんな悲しい体験を乗り越えて・・・
- こんあ失敗したから読者にはして欲しくない
などなど、ちょっとは気持ちが入りますよね。
気持ちが入れば、著者との対話が、親しい友人のようになります。
友達との会話みたいになれば読みたくなるね
拾い読みする
最初から最後まで1字一句読む必要はないってこと。
自己啓発本は、気になる場所や読みやすい場所だけでも十分価値があり、読む意味もあります。
あえて難しくて頭に入ってこない部分に注力するより、まずは分かる部分、気になる部分を読破するべきです。
流れはこうです。
- 目次から気になる場所を探し、拾い読みする
- 拾い読みした前後が気になる⇒前後を読む
- ①②を繰り返す
- 読んでない箇所が減る⇒読了
小説などは、ストーリーが大事だから最初から読みましょうね。
読書は、コツさえあれば出来るんだね!
コツさえつかめば
「苦痛<楽しい」に変化させることができます。
とはいえ、読書術の本を読むことが苦痛なんだよ!って人にはAmazonオーディブルがおすすめ。
耳で聴いて、まずは読書術を習得しましょう!
「耳で聴くだけ」だから読書のハードルが、めちゃくちゃ低いですよ。
- オーディブルで読書術の本を聴く
- 実際に読書してみる
- 自分に合う読書術だけを使う
聴いて読書を克服する手順は、こちらを記事を参考にしてください。(3冊紹介しています)
エビングハウスの忘却曲線の理解
本から得た新しい情報は、1回聞いただけでは記憶に残らず消えていきます。
エビングハウスの忘却曲線だよね
人が忘却するメカニズムを端的に表したグラフのこと
※ドイツの心理学者:ヘルマン・エビングハウス考案
これは有名な話ですが、
- 20分後に42%を忘れ、
- 1時間後に56%
- 1日後に74%
- 1週間後に77%
- 1ヶ月後には79%を忘れる。
この忘却曲線を知ってどう使うの?
忘れることを前提に使うんだ
「忘れないうちに復習するように!」って学校の先生に教わったけど、あれは違うの?
忘れないうちに復習する。
正確には、忘れそうになったら復習するです。
脳は、忘れるかけたときに思い出すことで大事な情報だから残そう!と記憶に留める性質があります。
この忘れそうになるタイミングを計るためにエビングハウスの忘却曲線が有効と言われています。
つまり、忘却曲線は記憶の定着を最短で最大化させることが目的なのです。
ここで記憶術について、バランス良くまとめられた1冊を紹介しておきますね。
\ 画像クリックでAmazonサイトのサンプル聴けるよ /
忘れるメカニズムから対策まで、体系的にまとまり対話形式だから最後まで飽きずに聴けます。
まとめ:記憶術を活用して楽しく読書習慣を身につけよう!
読書はコツさえつかめば、誰でもできるものです。
ただ、コツをつかむまでに挫折する人が多いので、読書術を使い、難易度を下げて習慣化させましょう!
最後にもう一度、復習です。
- 自己啓発目的の読書は、アジアで最下位の日本。
4人に1人が読書している。 - 日本で読書をしていない人は47.3%。
2人に1人が読書している。 - 読書が継続できるように読書術を活用する
- 読書で覚えたことを忘れないために記憶術を活用する
周りが読書していないことがチャンスととらえれば、1歩や2歩なんて軽く抜きに出られますよ。